ニッチな魚種の養殖技術

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    内容

    養殖業において、主要魚種をたくさん生産すれば利益が得られるという時代は完全に過去のものとなった。主要魚種では売り方を工夫したさまざまな展開が必要となり、その一方で、主要魚種とは別のラインで新しい魚種の開発を行うという展開が、ビジネス戦略のひとつとなっている。本書では市場が狭かったり生産技術をまだ確立している最中であったりする養殖魚種についての話題を集約。養殖業が今後、生き残っていくためのヒントを提供する一冊。

    目次

    第1章 さまざまな魚類の管理ポイント

    マハタ マダイ養殖施設を転用可能な高級魚として期待
    ヤイトハタ 種苗期の寄生虫対策を万全にしよう
    マサバ 高水温期の在庫を減らすことが良策
    マアジ 夏期のビブリオ病、レンサ球菌症対策が鍵
    ウマヅラハギ・カワハギ 放養密度と複数回給餌が成功のポイント
    ドジョウ 高度化した管理を実現する屋内無泥養殖の概要
    ホンモロコ 水田転作、ため池利用の養殖対象として注目
    カジカ 生活史の異なる2つのタイプに合わせた管理
    ナマズ ポイントは共食いのコントロール
    チョウザメ 海外ではスタンダードである丈夫な養殖魚種


    第2章 魚類以外での養殖の可能性

    バナメイ 閉鎖循環式陸上養殖システムを用いた高密度管理
    アサリ 国産アサリを安定供給する新しい増養殖システム
    タイラギ 新しく開発された垂下養殖技術
    アオリイカ 海面生簀、天然種苗を用いて短期養殖が可能に
    ヒジキ  真珠養殖筏を活用でき、短期間で収穫可能!


    第3章 新しい養殖形態への挑戦

    北方の高級魚キチジ種苗生産への挑戦
    地下浸透海水を利用した陸上養殖の可能性
    流氷の町の地産地消に貢献したオーガニック蓄養システム

    そのほかのニッチな養殖対象種

    編集:『養殖』編集部
    A4判 90頁
    2012年3月発行
    定価:本体3,619円(税別)


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