内容
牛は食べた飼料を体の中でどのように消化・吸収し、活用しているのでしょうか?本書では、反芻獣で特異な消化機構を持つ牛の消化吸収の概論からはじまり、各ステージでの消化吸収や疾病、最近の飼養管理に関するトピックについて、分かりやすく解説。消化と吸収を様々な視点から理解でき、飼養管理に活かすことができる一冊。目次
Chapter1 概論(牛の消化管概要)1-1 ルーメン内での消化・吸収 泉 賢一
1-2 ルーメン微生物 上野 豊
1-3 下部消化管の消化吸収 高橋辰行
1-4 肝臓での代謝~肝臓の概要とその代謝について~ 千里今日子
Chapter2 消化吸収の栄養生理
2-1 哺乳子牛の栄養生理~初乳から離乳までの消化と吸収~ 杉野利久
2-2 分娩移行期のルーメンの変化と飼料設計 谷川珠子
Chapter3 消化器・代謝疾患とその飼養管理
3-1 牛の亜急性第一胃アシドーシスの病態と予防のための飼養管理 佐藤 繁
3-2 ケトーシスと第四胃変位 福森理加
3-3 乾乳後期牛へのDCAD管理 嶋田健介
3-4 分娩後の繁殖機能回復と分娩移行期の飼養管理との関係 川島千帆
Chapter4 消化吸収・代謝に関するトピック
4-1 ルーメンでのメタン産生と飼養管理 小池 聡
4-2 暑熱時の栄養代謝と飼養管理 鍋西 久
4-3 乳中脂肪酸組成と飼養管理 三谷朋弘
監修:杉野利久
編集:『臨床獣医』編集部
A4判 102頁
2024年6月発行
定価:本体4,500円(税別)
編集:『臨床獣医』編集部
A4判 102頁
2024年6月発行
定価:本体4,500円(税別)
臨床獣医 2024年臨時増刊号