内容
シリーズ全3冊で20の診療科を網羅。国内の獣医師を中心とした専門家が徹底解説した犬の内科診療シリーズ第1弾!
【犬の内科診療シリーズの特長】
◆動物病院で診療機会の多い疾患を中心に、診療科ごとに整理して解説
◆国内を中心とした各診療科の専門家総勢145名が監修・執筆
◆外科治療が第一選択となる疾患についても、併用すべき薬剤や外科治療が不適応となる場合の対応などについて記述
◆伴侶動物の長寿命化に対応し、疾患ごとに高齢犬への注意点を記載
◆巻末には犬種別好発疾患リストを掲載しており、国内で多く飼育されている犬種に好発する疾患を逆引きできる
目次
第1章 犬の内科診療の基本 章監修:石田卓夫(赤坂動物病院)1.1 犬の予防医学と定期検診 石田卓夫(赤坂動物病院)
1.2 高齢犬への対応 柴内晶子(赤坂動物病院)
1.3 犬の輸液 長江秀之(ナガエ動物病院)
1.4 犬の麻酔と疼痛管理 西村亮平(東京大学)
1.5 各種臨床徴候へのアプローチ 石田卓夫(赤坂動物病院)
1.6犬での薬物使用 折戸謙介(麻布大学)
第2章 循環器疾患 章監修:竹村直行(日本獣医生命科学大学)
2.1 心臓バイオマーカー 堀 泰智(酪農学園大学)
2.2 先天性心疾患 平川 篤(ペットクリニックハレルヤ)
2.3 代表的な不整脈 藤井洋子(麻布大学)
2.4 僧帽弁閉鎖不全症 青木卓磨(麻布大学)
2.5 拡張型心筋症 中村健介(宮崎大学)
2.6 心膜疾患 鈴木亮平(日本獣医生命科学大学)
第3章 呼吸器疾患 章監修:藤田道郎(日本獣医生命科学大学)
3.1 鼻炎 高橋 雅(鹿児島大学)
3.2 鼻腔腫瘍 藤原亜紀(日本獣医生命科学大学)
3.3 喉頭麻痺 藤原亜紀(日本獣医生命科学大学)
3.4 短頭種気道閉塞症候群 末松正弘(末松どうぶつ病院)
3.5 伝染性気管・気管支炎 藤田道郎(日本獣医生命科学大学)
3.6 慢性気管支炎 藤田道郎(日本獣医生命科学大学)
3.7 気管虚脱 藤田道郎(日本獣医生命科学大学)
3.8 気管支拡張症 藤田道郎(日本獣医生命科学大学)
3.9 肺炎 中村健介(宮崎大学)
3.10 非心原性肺水腫(ARDSを中心に) 塗木貴臣(TRVA夜間救急動物医療センター)
3.11 肺気腫 関 瀬利(日本獣医生命科学大学)
3.12 肺血栓塞栓症 中村健介(宮崎大学)
3.13 肺腫瘍 呰上大吾(東京農工大学)
3.14 気胸 鈴木周二(日本獣医生命科学大学)
3.15 乳び胸 鈴木周二(日本獣医生命科学大学)
3.16 縦隔(洞)気腫 藤原亜紀(日本獣医生命科学大学)
第4章 泌尿器疾患 章監修:宮川優一(日本獣医生命科学大学)
4.1 急性腎不全 宮川優一(日本獣医生命科学大学)
4.2 慢性腎臓病 山野茂樹(うえだ動物クリニック)
4.3 糸球体疾患 矢吹 映(鹿児島大学 附属動物病院)
4.4 尿細管疾患 桑原康人(クワハラ動物病院)
4.5 尿路感染症 宮川優一(日本獣医生命科学大学)
4.6 尿石症 坂根 弘(ベンペッツ)
4.7 腎泌尿器系の腫瘍 田村恭一(日本獣医生命科学大学)
第5章 内分泌疾患 章監修:石田卓夫(赤坂動物病院)
5.1 尿崩症 西飯直仁(岐阜大学)
5.2 原発性副甲状腺機能亢進症 西飯直仁(岐阜大学)
5.3 原発性副甲状腺機能低下症 西飯直仁(岐阜大学)
5.4 甲状腺機能亢進症 西飯直仁(岐阜大学)
5.5 甲状腺機能低下症 西飯直仁(岐阜大学)
5.6 糖尿病 西飯直仁(岐阜大学)
5.7 インスリノーマ 西飯直仁(岐阜大学)
5.8 副腎皮質機能亢進症 西飯直仁(岐阜大学)
5.9 褐色細胞腫 西飯直仁(岐阜大学)
5.10 副腎皮質機能低下症 西飯直仁(岐阜大学)
第6章 代謝性疾患と電解質異常 章監修:竹内和義(さがみ中央動物医療センター)
6.1 脂質代謝異常 竹内和義(さがみ中央動物医療センター)
6.2 ナトリウム濃度異常 岡田夏樹(さがみ中央動物医療センター)
6.3 カリウム濃度異常 岡田夏樹(さがみ中央動物医療センター)
6.4 カルシウム濃度異常 大滝明日美(さがみ中央動物医療センター)
6.5 リン濃度異常 大滝明日美(さがみ中央動物医療センター)
6.6 マグネシウム濃度異常 坂川達哉(さがみ中央動物医療センター)
第7章 皮膚疾患 章監修:関口麻衣子(アイデックス ラボラトリーズ株式会社)
7.1 犬アトピー性皮膚炎 大嶋有里(犬と猫の皮膚科)
7.2 食物アレルギー 大嶋有里(犬と猫の皮膚科)
7.3 膿皮症 今西市朗(東京農工大学)
7.4 皮膚糸状菌症 大隅尊史(東京農工大学動物医療センター)
7.5 マラセチア皮膚炎(脂漏性皮膚炎) 柴田久美子(DVMsどうぶつ医療センター横浜 二次診療センター)
7.6 外部寄生虫性皮膚疾患 門屋美知代(かどやアニマルホスピタル)
7.7 外耳炎 山岸建太郎(本郷どうぶつ病院)
7.8 天疱瘡 藪添敦史(薮添動物病院)
第8章 救急 章監修:中村篤史(TRVA夜間救急動物医療センター)
8.1 心肺蘇生法 川瀬広大(札幌夜間動物病院)
8.2 心原性肺水腫 塗木貴臣(TRVA夜間救急動物医療センター)
8.3 救急エコー 塗木貴臣(TRVA夜間救急動物医療センター)
8.4 出血性ショック 杉浦洋明(DVMsどうぶつ医療センター横浜 救急診療センター)
8.5 敗血症 上田 悠(カリフォルニア州立大学デービス校)
8.6 心タンポナーデ 川瀬広大(札幌夜間動物病院)
8.7 アナフィラキシー 中村篤史(TRVA夜間救急動物医療センター)
8.8 てんかん重積 柴田光啓(ルカどうぶつ二次診療クリニック)、金園晨一(どうぶつの総合病院)
8.9 中毒 手塚 光(公益社団法人 名古屋市獣医師会 夜間動物緊急診療所)
8.10 熱中症 飯村 真(福岡夜間救急動物病院)
総監修:石田 卓夫
A4判 504頁 オールカラー
ISBN978-4-89531-420-6
2020年3月発行
定価:本体18,000円(税別)
A4判 504頁 オールカラー
ISBN978-4-89531-420-6
2020年3月発行
定価:本体18,000円(税別)