狩女のすすめ

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    内容

    ジビエで生きる、ジビエを活かす、ジビエで日本を元気にする!
    奥能登を拠点に、ジビエの伝道師として大活躍中の著者が、狩猟やジビエの魅力を軽やかに紹介。

    魚は捌けず、虫も苦手、運動音痴がいつの間にか、どっぷり猟師の世界に。

    40歳を超えてから狩猟やジビエと出会った波乱万丈のシングルマザーが、

    ・なぜ狩猟やジビエに魅了されるのか、
    ・ジビエを広めるためにどのような活動を行っているのか
    ・ジビエを軸に自分の生活をどのように成り立たせているのか
    ・それらの活動に日々邁進するなかでどのようなことを感じているのか

    といったことを、ときにシリアスに、ときにユーモラスに綴った一冊。

    目次

    第1章 ジビエとの出会い
    1.狩猟の道に入るまで
      普通の暮らしに憧れた学生時代
      数々の職種を経験
      自営業の道へ、そして究極の自給自足ライフへ
    2.狩猟と夫と私
      猟師の世界を見る
      生きものの命に直面し、違う生き方を選択
      「狩女の会」発足
      ロイター通信で世界へ発信
      有識者として首相官邸へ
      起業家としての挫折
      本当の暮らしを見つけた奥能登
      私が猟師になるなんて
      狩猟よもやま話
      サラリーマンの妻と猟師の妻
      女性猟師の切なさ
      つわりと解体
      コラム 毎日会うのは鳥獣かお年寄り

    第2章 ジビエふじこの日常
    1.春夏秋冬、私の暮らし
      春はクマと山菜に要注意
      イノシシより先にタケノコ狩り
      夏はアブと戦いながら有害鳥獣捕獲
      マダニ対策はしっかりと
      イノシシも静かに子を増やす
      秋はカキとクリの木に注意せよ
      キノコ狩りとともに下調べ
      冬は猟期だ! ジビエ鍋だ!
      春夏は有害捕獲でわな猟、秋冬は狩猟で網と銃猟
      私の狩猟道具
      見回りも毎朝してれば一人前
      コラム 朝は母、昼は獣で夜は姫
    2.ジビエを伝える
      職業猟師とは
      講師としてジビエを広める
      命の授業を子どもたちに
      ジビエコンサルタントは儲かるか?
      ジビエ利活用アドバイザーとして各地を飛び回る
      コラム 猟師の経費も半端ない
    3.狩猟ファッション
      狩猟に適したウェアと車
      あるときはスーツ、そしてあるときはツナギ
      コラム 血まみれの服でモデル立ち

    第3章 ジビエを楽しむコツ
    1.ジビエの美味しい調理法
      ジビエ肉の解体について
      ジビエ肉を美味しく食べるための条件
      塊肉の下処理方法
      シカ肉は下処理をしっかりと
      クマ肉はコラーゲンの宝庫
      アナグマ肉は甘くて美味しい
      カモ肉の本当の味
      ジビエ肉は処理次第で臭くない
      高級肉と山の幸をたらふく食べられる特権
      コラム 畜産業界に叱られながら成分表で比較する
    2.命を余さず利用するために
      家庭にジビエ料理を普及させるには
      「食」以外の利活用術
      「狩女の会」で商品開発
      猟師あるある牙アクセサリー
      ジビエに群がる肉食女子、肉食女子に群がる草食男子
      コラム 呼ばれたつもりが、お呼びじゃないと

    著:ジビエふじこ
    四六判 128頁
    ISBN978-4-89531-871-6
    2022年11月発行
    定価:本体1,700円(税別)


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