特集
特殊な犬種? 柴犬の診察を極める柴犬は、日本において人気の犬種であり、一次診療施設でも比較的多く来院します。可愛らしい顔つきが魅力的である一方、神経質・攻撃的な症例も多く、臨床現場では診察に苦慮することも少なくありません。柴犬に好発する疾患も多く、犬アトピー性皮膚炎や慢性炎症性腸症、緑内障などはその代表ともいえます。しかし、好発犬種という先入観をもって診察を行ったり、他の犬種と同じような病態理解のもとで治療にあたったりすると、診断や治療方針を誤る可能性があります。本特集では、柴犬の行動特性を踏まえた、穏やかな診察を行うための視点・介入について紹介していただいた後、柴犬に好発する疾患や高齢期の問題行動に焦点を当て、その病態・診断・治療などについて詳しく解説します。本特集を通して、柴犬の診察を「極める」ためのポイントを学んでいきましょう。
▽柴犬の特徴と性格 ~獣医学的に考える 穏やかな診察のために~
白井春佳
▽柴犬の犬アトピー性皮膚炎
馬場悠太
▽柴犬の慢性炎症性腸症
大森啓太郎
▽柴犬の緑内障
望月一飛
▽高齢の柴犬の問題行動 ~認知機能不全症候群~
白井春佳
■腎泌尿器疾患 もう一歩先へ New!
第1回 「腎臓病の診断 尿検査(1)」
米澤智洋
■どれを使う? 同効薬・類似薬の使い分けのヒント
第21回 「麻酔・鎮痛:オピオイド」
松村海波、監修:伊丹貴晴
■臨床で役立つ内容を整理しよう! 基礎獣医学アトラス
第16回 「栄養素の消化・吸収・代謝(10) ─ミネラル─」
鈴木武人
■ここでつまずく 超音波検査のQ&A
第20回(最終回) 「頚部」
石川雄大
■やさしく学べる 血液疾患診療教室
第25回(最終回) 「その他の先天性凝固因子欠乏症」
福岡 玲、監修:富安博隆
■獣医臨床論文のビジュアルアブストラクト
No.66 「全身麻酔下の犬の体温は鼻腔内温度でもモニタリングできるかも」
石川勇一
■ここまでできる! エキゾチックアニマルの画像検査
第23回 「カメ(4):超音波検査」
霍野晋吉
■Close Up!
腫瘍随伴症候群として重度の好中球増多症を呈した気管内扁平上皮癌の猫
杉山 淳
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