特集
Feature Article!知らなければ語れない アレルギー診療の3本柱
─考えかた・読みかた・治しかた─
犬・猫において犬アトピー性皮膚炎や食物アレルギーの発生率は高く、日常診療で多く遭遇します。これに対し、近年では検査法の改良や新薬の登場など診断・治療選択肢が増えてきましたが、かえって検査結果の解釈や治療法に悩むことも多いと思われます。本特集では、まずアレルギー診療の「考えかた」として、その複雑な病態について整理した上で、アレルギー検査の結果の「読みかた」や活用法について症例を交えて紹介し、さらには特に診療機会の多い犬アトピー性皮膚炎の「治しかた」について、実際の治療の流れに沿って解説していただきました。
▽IgEとリンパ球 ~アレルギーはなぜ起こる?~
水野拓也
▽アレルギー検査結果の活用法
宇都宮奈穂子、鈴木温菜、藤掛浩平、増田健一
▽犬アトピー性皮膚炎の治療薬の上手な使用法
大隅尊史
■理解を深める 内分泌疾患の基礎と臨床
第9回 「原発性上皮小体機能亢進症2」
鳩谷晋吾
■眼科診療がよく分かる・得意になる!
第8回 「角膜の腫瘤・腫瘍」
福島 潮、監修:余戸拓也
■一次診療現場で押さえておきたい! 外科手術
第12回 「角膜への結膜フラップ形成」
都築圭子
■この症例 あなたならどうする?
第12回 「発作の続く? 特発性てんかん症例」
笹岡一慶
■こんな症例に出会ったら? とある診察室を覗いて学ぶアプローチ法
第65回 「心雑音がないのに肺水腫?」
新実誠矢
■ウサギ診療 これだけは!
第12回 「眼疾患」
成毛淳人
■ここまでできる! エキゾチックアニマルの画像検査
第2回 「モルモット(1):撮影法」
霍野晋吉
■獣医臨床論文のビジュアルアブストラクト
No.23 「猫の胆泥症は意外と多く肝胆道疾患と関係しないことも多い」
石川勇一
■獣医師&動物病院のための 法律相談所
第6回 「気になる労務管理(1) ~内定・採用は取り消せる?~」
鈴木智洋
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