CAP 2022年8月号

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    特集

    Feature Article!
    犬の常同障害を疑ったら

    行動診療に対する関心は高まりつつありますが、他の診療科にくらべ学んだ経験のある臨床家は少ないと思われます。しかしながら、中には他の疾患が原因で問題行動のようにみえる症例、あるいは他の疾患から問題行動に発展した症例などもいるため、必要に応じて適切に専門家を紹介できるよう、その知識をもっておくことは重要です。本特集では「犬の常同障害」に着目し、まず常同障害の病態や鑑別、診断、治療について解説していただいた上で、専門家は常同障害を疑った際にどのように考えて行動診療を進めているのかを、実際の症例を交えながら紹介していただきました。

    ▽総論:犬の常同障害とは
    鵜海敦士

    ▽犬アトピー性皮膚炎の治療過程で常同障害を併発した犬の症例
    野口ゆづる

    ▽器質的疾患により転位行動が顕著となった2例
    和田美帆

    ▽常同障害疑いで来院したが転位行動と診断した症例
    礒見 優


    ■眼科診療がよく分かる・得意になる!
    第4回 「角膜潰瘍の外科的治療1」
    久保 明、監修:余戸拓也

    ■理解を深める 内分泌疾患の基礎と臨床
    第5回 「猫の甲状腺機能亢進症2」
    永田矩之

    ■一次診療現場で押さえておきたい! 外科手術
    第8回 「再建術:皮弁」
    齋藤 遥、小山田和央

    ■こんな症例に出会ったら? とある診察室を覗いて学ぶアプローチ法
    第62回 「高ナトリウム血症なのに多尿です!」
    佐伯かんな、監修:下川孝子

    ■この症例 あなたならどうする?
    第8回 「臨床症状に乏しい肝臓腫瘤の症例」
    山本集士

    ■小動物臨床のクリニカルパール集
    第17回(最終回) 「軟部外科」
    藤田 淳、監修:石川勇一

    ■獣医臨床論文のビジュアルアブストラクト
    No.19 「臨床現場のインシデントは薬剤投与や治療との関連が強く麻酔関連のインシデントは死亡につながるリスクが高い」
    石川勇一

    ■獣医師&動物病院のための 法律相談所
    第2回 「動物看護師って何ができるの?2 ~愛玩動物看護師の「診療の補助」をめぐる問題点~」
    鈴木智洋

    ■Close Up!
    「犬・猫用栄養補助食品「テツメイト TM」に関する情報 ~正しい鉄剤の選択と鉄代謝の理解のために~」
    三河翔馬

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