CAP 2021年12月号

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    特集

    Feature Article!
    犬の捻転斜頚への対応

    犬の捻転斜頚は比較的遭遇頻度が高く、また飼い主も認識しやすい神経症状です。その原因は多岐にわたり、特発性前庭疾患や中耳炎/内耳炎などによる末梢性前庭障害、脳血管障害や脳炎、脳腫瘍など脳幹の異常による中枢性前庭障害、さらには小脳の障害により生じる逆説性前庭障害に大別されます。原因によっては治療法や予後が大きく異なる場合もあるため、その鑑別診断は非常に重要となります。本特集では、まず犬の捻転斜頚が生じる機序や原因について学んだ上で、鑑別診断の手順、各疾患の臨床症状や診断のポイント、対処法を紹介していただきました。

    ▽犬の捻転斜頚 ~発症機序と鑑別診断~
    大田 寛

    ▽特発性前庭疾患
    石川勇一

    ▽中耳炎/内耳炎の診断と治療
    笠井智子

    ▽中枢性前庭疾患(脳血管障害、脳炎、脳腫瘍)
    中本裕也


    ■この症例 あなたならどうする? New!
    第1回 「健康診断で両側副腎の腫大が認められた症例」
    永田矩之

    ■診断に活かす 心エコー図検査の第一歩
    第16回 「拡張型心筋症」
    高尾紘一郎、監修:佐藤貴紀

    ■臨床現場で活かす! 基礎から学び直す細胞診
    第22回(最終回) 「脳・脊髄」
    チェンバーズ ジェームズ ケン、監修:内田和幸

    ■こんな症例に出会ったら? とある診察室を覗いて学ぶアプローチ法
    第56回 「頚の下にしこりがあります ~基礎に則ったリンパ腫の診察~」
    杉山大樹

    ■私の心に残るあの症例
    第19回 「犬の顔面浮腫に対しIgE値の交差反応性を検討しアレルゲンを回避した1例」
    村上彬祥

    ■ウサギ診療 これだけは!
    第8回 「皮膚疾患2」
    成毛淳人

    ■デグーの医学
    第5回(最終回) 「呼吸器・循環器/筋・骨格・神経疾患」
    霍野晋吉

    ■小動物臨床のクリニカルパール集
    第9回 「消化器」
    金本英之、監修:石川勇一

    ■獣医臨床論文のビジュアルアブストラクト
    No.11 「猫の尿管結石は超音波検査よりもCT検査の方が多く検出できる」
    石川勇一

    ■Close Up!
    「犬の避妊・去勢手術の適切な時期を再考する」
    宇津木大介

    ■Close Up!
    「高リグナン含有パウダー投与による猫の被毛における毛艶の評価」
    縄井愛理、八田珠郎、小沼 守

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