CAP 2021年7月号

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    特集

    Feature Article!
    くらべて学ぶ 犬と猫の血栓症

    血栓症は人では非常に身近な病気ですが、犬・猫でも様々な原因により発生します。猫に好発する動脈血栓塞栓症(ATE)は死亡率が高く、救命には適切な処置を迅速に行う必要があります。しかし確立した診断・治療方法がないため、臨床現場で苦慮することも少なくありません。また、犬でみられる血栓症、特に肺血栓塞栓症(PTE)は診断・除外ともに難しく、あらかじめ臨床的な特徴を知り、疾患を疑えるかどうかが診断と治療のカギとなります。本特集では、生理的な止血機構や血栓形成のメカニズムをおさらいした後、猫と犬の血栓症の病態・診断・治療について、それぞれ解説していただきました。

    ▽血栓症の病態生理
    瀬川和仁

    ▽猫の血栓症 ~動脈血栓塞栓症の病態・診断・治療~
    高村一樹

    ▽猫とは違う犬の血栓症 ~肺血栓塞栓症の治療戦略~
    新実誠矢


    ■子犬と子猫の診療入門
    第17回(最終回) 「循環器疾患」
    柴崎 哲

    ■X線読影 プロフェッショナルの思考回路
    第11回 「Case8:頭部X線2」
    坂大智洋、監修:中山智宏

    ■診断に活かす 心エコー図検査の第一歩
    第11回 「腹膜心膜横隔膜ヘルニア」
    藤岡崇伯、監修:佐藤貴紀

    ■こんな症例に出会ったら? とある診察室を覗いて学ぶアプローチ法
    第51回 「黄色いのに調子はいいんです」
    山本集士

    ■消化管内視鏡の適応を知る! 消化器疾患症例集
    第20回 「胃幽門部の腺腫性ポリープに対して内視鏡下ポリペクトミーを行った猫の1例」
    中島 亘

    ■臨床現場で活かす! 基礎から学び直す細胞診
    第17回 「副腎」
    浅川 翠、監修:内田和幸

    ■私の心に残るあの症例
    第15回 「器質的・行動学的な原因でパニック発作や恐怖症など多岐にわたる症状を呈した犬」
    白井春佳

    ■ビジュアルで理解するフェレットの外科
    第7回 「尿道閉塞」
    戸崎和成

    ■小動物臨床のクリニカルパール集
    第4回 「画像診断」
    小川名 巧、戸島篤史、監修:石川勇一

    ■獣医臨床論文のビジュアルアブストラクト
    No.06 「小腸吻合時のリークテストは不十分な縫合検出に役立つがクリアしても術後の吻合部離開は起こりうる」
    石川勇一

    ■Seminar Report
    「クッシング症候群では本当に甲状腺機能は低下している!? ~院内でのホルモン検査の意義~」
    森 昭博

    ■Close Up!
    「胃瘻(PEG)チューブの設置と管理 ~エリザベスウエア着用によるメリット~」
    吉田宗則

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