内容

すべての獣医師が身につけておきたい犬と猫の診療時に必要な基礎テクニックを上・下巻で網羅。

日本における各診療科のプロフェッショナルが、日頃実際に行っている手順に沿って、検査・処置の進め方を豊富なビジュアルとともにわかりやすく解説。使用する機器・機材の紹介から、コツや注意点、失敗したときの対処法、スタッフへの指示の仕方まで、実践的な知識が満載。上巻では、「症例へのアプローチ」「身体診察」「臨床検査」について解説。

【本書の特長】
●一般的な動物病院における診療で必要とされる基本的な手技・テクニックを上・下巻で網羅。
●豊富な写真・イラストにより、視覚的に理解しやすい。
●経験の浅い獣医師はもちろん、ベテラン獣医師の学び直しや知識のアップデートにも最適な内容。

目次

第1章　初診症例へのアプローチ
ヒストリー、問診、身体診察から最初の方針決定へ

第2章　身体診察
視診・触診・TPRの測定
聴診

第3章　スクリーニング検査
糞便検査
尿検査
顕微鏡の使い方
採血法
血液検査（CBC）
血液塗抹標本の作製と観察
血液化学スクリーニング検査
単純X線検査
超音波検査（腹部・心臓）
超音波検査（喉頭・肺）

第4章　スクリーニングの次に行う検査
細菌感染症の診断および治療に関する検査
造影X線検査
眼科検査
耳科検査
皮膚科検査
心電図検査
血圧測定
神経学的検査
整形外科学的検査（スクリーニング検査）
病理組織学的・細胞学的検査
貯留液検査
骨髄検査
内視鏡検査（消化管）
内視鏡検査（鼻腔・咽頭および喉頭）
気管支鏡検査・気管支肺胞洗浄