内容
日常的に行う検査を中心に取り上げ、鑑別の根拠となる異常所見・検査値についてフローチャートや表を用いてコンパクトに解説した実践的なガイドブック。血液検査、血液化学検査、尿検査、貯留液の性状検査といった日常的に行う検査に絞って掲載。得られた検査結果をどのように解釈し、診断および治療を進めるべきかが、フローチャートを辿ることで、一目でわかる。臨床獣医師はもちろん、臨床経験の浅い獣医師、スキルアップを目指す動物看護師にもおすすめの一冊。
目次
1.血液学血液検体に用いる添加剤
血液塗抹標本検査
CBCの解釈
貧血
赤血球増加
白血球像の変化
白血球の異常
リンパ系器官・脾臓の異常
2.止血
診断手法
診断アプローチ
止血の変化
3.輸血療法 輸血・血液製剤
ドナーの選択
血液型
適合性試験
血液製剤
輸血の実際
輸血反応
4.電解質異常
カリウム
ナトリウム
クロール
カルシウム
リン
マグネシウム
5.酸塩基平衡異常
アシドーシス:病因・治療
アルカローシス:病因・治療
血液ガス分析の正常値と酸塩基パラメーター
初期の酸塩基異常に対して予想される代償性反応
6.血清生化学・尿検査の異常
腎疾患
肝疾患
消化器疾患
膵疾患
グルコース異常
脂質異常
血漿蛋白の異常
クレアチニンキナーゼ
7.貯留液
体液分析
関節疾患
著:Ignacio López Villalba、Ignacio Mesa Sánchez
監訳:根尾 櫻子
翻訳:川西 諒
A5判 172頁 オールカラー
ISBN978-4-89531-799-3
2022年9月発行
定価:本体8,800円(税別)
監訳:根尾 櫻子
翻訳:川西 諒
A5判 172頁 オールカラー
ISBN978-4-89531-799-3
2022年9月発行
定価:本体8,800円(税別)