内容
一次診療でよく遭遇する呼吸器疾患について、疾患別に病態・検査・診断・治療・予後まで体系的に解説した決定版!【本書のポイント】
・臨床現場で遭遇率の高い呼吸器疾患を中心に取り上げ、豊富なビジュアルでわかりやすく解説
獣医学雑誌『CAP』の人気連載が単行本化。苦手意識を持ちやすい呼吸器疾患について検査や徴候別のアプローチなどの基礎的な知識から解説。臨床現場で遭遇することの多い疾患については病態・検査・診断・治療・予後の流れで詳しく解説。インフォームド・コンセントで外せないポイントや、監修者の経験談を中心としたコラムなど、日々の診療に活かせるコンテンツも充実。
・『CAP』連載時より、さらにアップデート
『CAP』連載時に掲載された記事を加筆・修正。さらに呼吸器疾患への基本的なアプローチ法や検査について解説した「呼吸器検査 総論」、在宅酸素療法やネブライザー療法などの適応・使用法などをまとめた「その他の対応(エマージェンシー、在宅酸素療法、ネブライザー療法)」など、臨床獣医師が特に知りたい最新の話題を含めた新規項目を追加し、より充実した内容に。
・咳や呼吸状態など、実際の「徴候」を動画で紹介!
呼吸器徴候を示す動物や、超音波検査、酸素療法などの治療の様子を動画で確認することで、呼吸器診療の実際がよくわかる。
目次
Chapter1 呼吸器診療総論1.呼吸器疾患:徴候別のアプローチ法
2.呼吸器検査総論
Chapter2 上気道(鼻腔・咽頭鼻部・喉頭)
1.犬・猫の鼻炎と猫のウイルス性上気道疾患
2.鼻咽頭狭窄
3.鼻腔腫瘤
4.短頭種気道閉塞症候群
5.犬の喉頭麻痺
6.喉頭の炎症・腫瘍
Chapter3 下気道(気管・気管支・肺)
1.気管虚脱
2.犬の慢性気管支炎・気管支拡張症
3.猫の気管・気管支疾患
4.感染性肺炎
5.誤嚥性肺炎
6.間質性肺疾患
7.猫の犬糸状虫随伴呼吸器疾患
8.肺気腫
9.肺葉捻転
10.気管腫瘍
11.肺腫瘍
12.肺血栓塞栓症
13.肺挫傷
14.非心原性肺水腫
Chapter4 下気道(縦隔・胸膜・横隔膜・乳び胸など)
1.縦隔気腫・気胸
2.縦隔腫瘍・胸膜腫瘍
3.横隔膜ヘルニア
4.乳び胸
Chapter5 その他の対応(エマージェンシー、在宅酸素療法、ネブライザー療法)
1.呼吸器疾患のエマージェンシーへの対応
2.在宅酸素療法
3.ネブライザー療法
監修:藤田 道郎
A4判 368頁 オールカラー
ISBN978-4-89531-786-3
2022年9月発行
定価:本体16,000円(税別)
A4判 368頁 オールカラー
ISBN978-4-89531-786-3
2022年9月発行
定価:本体16,000円(税別)