新しい子牛の科学

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    内容

    畜産学書のロングセラー『子牛の科学』発行から12年。
    牛の胎生期から初産分娩までを科学的な視座で網羅するというコンセプトはそのままに、
    畜産を取り巻く状況の変化に伴い、全面的に内容を刷新。
    日本の畜産の現状に即した生育ステージ別の飼養管理法について徹底解説した新しいスタンダード!

    子牛の生理と飼養管理法について、農学・畜産学・獣医学などの各分野の専門家48名が、胎生期、新生子期、哺乳期、離乳期、育成期、初産分娩までの6つの生育ステージに分けて徹底解説。また、各ステージにおいて注意すべき疾病の概要や対処法などについてもわかりやすく整理。生産現場における子牛の疾病予防と収益性の向上に貢献する、畜産関係者必携の一冊。


    【『子牛の科学』からの主な変更点】
    ●畜産を取り巻く環境の変化に伴い、全面的に情報を刷新。ほとんどの項目を新規で書き下ろし、50ページ以上ボリュームアップ。
    ●監修者・執筆者が入れ替わり、農学・畜産学・獣医学など各分野の気鋭の専門家48名が、畜産の現状に即した子牛の飼養管理法について徹底解説。
    ●肉用牛の飼養管理に関する情報を、乳用牛と同様に、牛の胎生期から初産分娩までのステージごとに詳しく解説。乳用牛、肉用牛の違いが、ステージごとに明確になり、理解しやすい。
    ●巻末の付録として、アニマルウェルフェア、薬剤耐性菌、牛舎施設に関する情報を追加。

    目次

    第1章 胎生期の生理と管理
    1-1 品種
    1-2 受胎と胚死滅
    1-3 胎子の生理
    1-4 胎子の栄養と成長
    1-5 感染症と胎子の異常
    1-6 遺伝性疾患
    1-7 先天性奇形と有害物質の影響
    1-8 ETおよびクローン産子の特徴
    1-9 ワクチネーションプログラム
    1-10 胎子期の栄養の胎子骨格筋および生産された子畜の産肉性などへの影響

    第2章 新生子期の生理と管理
    2-1 分娩時の事故と管理
    2-2 新生子の生理的特徴
    2-3 出生時の管理と環境
    2-4 新生子牛の疾患
    2-5 虚弱子牛症候群

    第3章 哺乳期の生理と管理
    3-1 子牛の哺乳と栄養
    3-2 子牛の栄養と代謝、成長
    3-3 自然哺乳と人工哺乳、自動哺乳
    3-4 子牛の第一胃発酵と腸内細菌叢
    3-5 子牛の生体防御能の発達と特徴
    3-6 哺乳期の管理失宜と疾病
    3-7 代謝障害の病態と予防
    3-8 ウイルス感染症
    3-9 細菌感染症
    3-10 寄生虫感染症
    3-11 感染症予防とワクチネーション

    第4章 離乳期の生理と管理
    4-1 離乳期における発育と栄養生理的変化
    4-2 離乳前後の飼養
    4-3 離乳の方法
    4-4 離乳の失宜と疾病

    第5章 育成期の生理と管理
    5-1 育成期における発育と生理的変化
    5-2 育成期における飼養と繁殖管理
    5-3 育成期における栄養管理と肥育
    5-4 子牛の飼養管理方式の実際

    第6章 初回妊娠から分娩までの生理と管理
    6-1 初産牛の分娩生理
    6-2 安産のための初回妊娠期の栄養管理
    6-3 乳房の発達
    6-4 初産牛の分娩に伴う疾病
    6-5 生産性と経営

    付録
    1 養分要求量の考え方
    2 アニマルウェルフェア
    3 薬剤耐性菌
    4 子牛の牛舎施設

    編集:家畜感染症学会
    監修:猪熊 壽、加藤 敏英、後藤 貴文、佐藤 繁、芳賀 聡、松崎 正敏
    A4判 344頁
    ISBN978-4-89531-587-6
    2021年3月発行
    定価:本体7,200円(税別)


    胎生期から初産分娩まで

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