内容

臨床現場での使いやすさにこだわった初の感染症バイブル！

動物病院で遭遇する感染症を網羅し、最新の感染症動向をスペシャリストが徹底解説。
感染症診療に強くなるための情報が満載の臨床家必読の書！

【本書のポイント】

◎犬と猫に分けた構成
犬と猫それぞれにおいて重要な感染症をピックアップ。同じ感染症も犬と猫を分けることで、病態や経過の違いを見比べることができる。

◎院内・院外感染の予防法について徹底解説
待合室や入院室における感染動物への対応、手洗い法や器物の消毒など、正しい知識を身に付けて感染症を予防しましょう。

◎豊富なイラストでイメージしやすい！
すべての感染症について感染経路、病態をイラスト化。イメージしやすくすることで、より一層実践的な知識が身に付く。

◎各感染症の専門家27名による執筆
第一線で活躍する専門家が、エビデンスに基づき最新の情報をわかりやすく丁寧に解説。

◎院内検査キット、外注検査、ワクチン、寄生虫予防・駆除薬の一覧付き
本編の診断・治療と「連動」した情報を掲載。スムーズに検索ができ、診療の幅が広がる。

目次

Chapter １　犬のウイルス感染症
１．狂犬病
２．犬ジステンパー
３．犬伝染性肝炎
４．犬伝染性喉頭気管炎
５．犬パルボウイルス感染症
６．犬コロナウイルス感染症
７．犬パラインフルエンザウイルス感染症
８．重症熱性血小板減少症候群（SFTS）
コラム： 犬の呼吸器コロナウイルス／犬のインフルエンザウイルス

Chapter ２　犬の細菌感染症
１．ブルセラ病
２．パスツレラ症
３．レプトスピラ症
コラム： ボルデテラ菌／カプノサイトファーガ・カニモルサス／コリネバクテリウム・ウルセランス

Chapter ３　犬の内部寄生虫感染症
１．ジアルジア症
２．コクシジウム症／クリプトスポリジウム症
３．ネオスポラ症
４．バベシア症
５．吸虫症（肝吸虫症／メタゴニムス症／肺吸虫症）
６．瓜実条虫症／マンソン裂頭条虫症
７．エキノコックス症
８．回虫症
９．鉤虫症
10．フィラリア症
11．その他の線虫症

Chapter ４　犬の外部寄生虫感染症
１．疥癬
２．耳ダニ感染症
３．ニキビダニ症
４．ノミ感染症
５．マダニ寄生と媒介性疾患

Chapter ５　犬の真菌感染症
１．マラセチア症
２．皮膚糸状菌症

Chapter ６　猫のウイルス感染症
１．猫汎白血球減少症
２．猫カリシウイルス感染症
３．猫ウイルス性鼻気管炎
４．猫白血病ウイルス感染症
５．猫免疫不全ウイルス感染症
６．猫コロナウイルス性腸炎
７．猫伝染性腹膜炎
８．重症熱性血小板減少症候群（SFTS）

Chapter ７　猫の細菌感染症
１．猫クラミジア症
２．猫ひっかき病
３．ヘモプラズマ感染症（赤血球指向性マイコプラズマ感染症）

Chapter ８　猫の内部寄生虫感染症
１．ジアルジア症
２．トリコモナス症
３．コクシジウム症／クリプトスポリジウム症
４．トキソプラズマ症
５．吸虫症（壺形吸虫症）
６．瓜実条虫症／マンソン裂頭条虫症
７．エキノコックス症
８．回虫症
９．鉤虫症
10．フィラリア症
11．その他の線虫症

Chapter ９　猫の外部寄生虫感染症
１．疥癬／ツメダニ感染症／ハジラミ感染症
２．耳ダニ感染症
３．ノミ感染症

Chapter 10　猫の真菌感染症
１．皮膚糸状菌症

Chapter 11　感染予防
１．院内感染（医療関連感染）を防ぐには
２．家庭で気をつけるには

Appendices
１．検査キット
２．外注検査
３．予防・治療薬一覧