猫の診療指針 Part1

    価格: ¥17,600 (本体 ¥16,000)
    数量:

    返品についての詳細はこちら

    twitter

    内容

    猫の診療に関する多岐にわたる情報を3分冊で網羅する新シリーズの第1弾、「Part1」。
    日本を代表する各診療科のエキスパート総勢118名が監修・執筆した国内初の猫の診療ガイドライン!

    獣医領域において「小動物」と一括りにされることが多い犬と猫。しかし「猫は小さな犬ではない」と言われるように、その形態や行動様式は大きく異なる。本書では、猫に焦点を絞り、動物病院で遭遇する代表的な疾患を中心に、各分野のエキスパート総勢118名が豊富なビジュアルとともにわかりやすく解説。猫を愛し、猫の診療に情熱を傾けるすべての獣医師必携の書。


    <本シリーズのポイント>

    ◆日本人による日本の動物病院のための、猫の診療指針シリーズ
    ◆ねこ医学会理事を含む各診療科のエキスパート総勢118名が執筆
      診療科ごとに当該分野のオーソリティー23名が監修
    ◆動物病院で診療機会の多い疾患を中心に、診療科ごとに整理して掲載
    ◆伴侶動物の長寿命化に対応し、疾患ごとに高齢猫への注意点を記載

    目次

    第1章 猫の臨床の基本 章監修:石田卓夫(赤坂動物病院医療ディレクター、ねこ医学会会長)
    1.1 猫の特性を知る 難波信一(マーブル動物医療センター、ねこ医学会副会長/CFC理事)
    1.2 キャットフレンドリーな病院作り 服部 幸(東京猫医療センター、ねこ医学会 CFC理事)
    1.3 猫のハンドリングテクニック 竹中晶子(赤坂動物病院)
    1.4 猫の薬理学 栗田吾郎(栗田動物病院)
    1.5 猫の輸液 長江秀之(ナガエ動物病院)
    1.6 猫の麻酔と疼痛管理 浅川 誠(どうぶつの総合病院)
    1.7 猫の予防医学と定期検診 石田卓夫
    1.8 不妊のための手術 内田恵子/長江秀之
    1.9 高齢猫への対処 東山 哲(ひがしやま動物病院、ねこ医学会副会長/CFC理事)

    第2章 循環器疾患 章監修:竹村直行(日本獣医生命科学大学)
    2.1 心臓のバイオマーカー 堀 泰智(酪農学園大学)
    2.2 心筋症の病理と病態生理 町田 登(東京農工大学)
    2.3 拘束型心筋症 藤井洋子(麻布大学)
    2.4 肥大型心筋症 青木卓磨(麻布大学)
    2.5 拡張型心筋症 中村健介(宮崎大学)
    2.6 大動脈血栓塞栓症 平川 篤(ペットクリニックハレルヤ)
    2.7 先天性心筋症 高野裕史(JASMINEどうぶつ循環器病センター)
    2.8 胸水・乳糜胸 佐藤 浩(獣医総合診療サポート)

    第3章 泌尿器疾患 章監修:宮川優一(日本獣医生命科学大学)
    3.1 解剖生理 宮川優一
    3.2 急性腎不全 下川孝子(山口大学)
    3.3 慢性腎臓病 山野茂樹(うえだ動物クリニック)
    3.4 多発性嚢胞腎の臨床 佐藤れえ子/小林沙織/内田直宏(岩手大学)
    3.5 先天性・家族性腎症 宮川優一
    3.6 高血圧症 宮川優一
    3.7 尿管閉塞および水腎症 秋吉秀保(大阪府立大学)
    3.8 尿道閉塞 秋吉秀保
    3.9 特発性膀胱炎 宮川優一
    3.10 尿路感染症 宮川優一
    3.11 尿石症 岩井聡美(北里大学)

    第4章 呼吸器疾患 章監修:藤田道郎(日本獣医生命科学大学)
    4.1 解剖生理 大石元治(麻布大学)
    4.2 猫の気管支疾患・喘息 城下幸仁(相模が丘動物病院 呼吸器科)
    4.3 肺炎 藤田道郎(日本獣医生命科学大学)/米澤 覚(アトム動物病院 動物呼吸器病センター)
    4.4 縦隔気腫 藤原亜紀(日本獣医生命科学大学)
    4.5 鼻炎・鼻腔内腫瘍 藤原亜紀
    4.6 鼻咽頭狭窄 藤原亜紀
    4.7 喉頭炎・喉頭腫瘍 藤原亜紀
    4.8 膿胸 上田 悠(カリフォルニア州立大学デービス校)

    第5章 救急 章監修:中村篤史(TRVA夜間救急動物医療センター)
    5.1 猫の心肺蘇生法 川瀬広大(札幌夜間動物病院)
    5.2 交通事故・落下事故 杉浦洋明(DVMsどうぶつ医療センター横浜)
    5.3 ショック 中村篤史
    5.4 大動脈血栓塞栓症の救急治療 川瀬広大
    5.5 糖尿病性ケトアシドーシス・高血糖高浸透圧症候群 塗木貴臣(TRVA夜間救急動物医療センター)
    5.6 救急呼吸器疾患 上田 悠
    5.7 中毒 中村篤史

    第6章 遺伝性疾患 章監修:大和 修(鹿児島大学)
    6.1 多発性嚢胞腎 佐藤れえ子/小林沙織/内田直宏
    6.2 遺伝性心筋症 岩永朋子(鹿児島大学)
    6.3 家族性アミロイドーシス 渡邉謙一(帯広畜産大学)
    6.4 赤血球ピルビン酸キナーゼ欠損症 大和 修
    6.5 ライソゾーム病 大和 修
    6.6 骨軟骨異形成症 鷹栖雅峰(那須野ヶ原アニマルクリニック)

    総監修:石田 卓夫
    A4判 404頁 オールカラー
    ISBN978-4-89531-310-0
    2017年8月発行
    定価:本体16,000円(税別)



    関連書籍

    猫の診療指針 Part2

    ¥18,700(本体 ¥17,000)

    猫の診療指針 Part3

    ¥18,700(本体 ¥17,000)

    ページトップへ