内容
獣医師として身につけておきたいコミュニケーションスキルを習得しよう!獣医師には、クライアントが理解できるような説明をするだけでなく、クライアントの話を聴くスキル、疑問や要望をクライアントから聞き出すスキル、そしてクライアントに共感する姿勢やクライアントの信頼を得られる態度を身につけることが必要になります。本書は、コミュニケーションの基本的な解説に始まり、動物医療において想定されるさまざまな場面におけるコミュニケーションについて、事例を交え分りやすく解説します。
[本書のポイント]
●小動物医療、産業動物医療、一般社会(行政)などの現場において必要となるコミュニケーション理論と豊富な事例。
●さまざまな動物医療の場面に沿って、理論編と事例編の2本立て。分りやすく、実践に繋がる。
目次
序 章 コミュニケーション概論第1章 医療面接
理論編/事例編 ロールプレイによる診察トレーニング
第2章 クライアントの医療への参加を促す
理論編/事例編 畜産現場での参加型獣医療
第3章 ティーチングとコーチング
理論編/事例編 やりとりからみるコーチングスキル
第4章 難しい状況への対応
理論編/事例編1 SPIKES とSHARE~夜間救急での対応
事例編2 動物医療グリーフケア~生前からの悲嘆への援助
第5章 チームワークによる問題解決
理論編/事例編 チームワーク向上のためのワークショップ
第6章 社会への働きかけ
理論編/事例編 疫学データとクライアントエデュケーション
第7章 獣医療従事者のストレスケア
理論編/事例編 心理相談室の現場から
監修:鷲巣 月美、門平 睦代、木村 祐哉
A5判 192頁
ISBN978-4-89531-076-5
2014年2月発行
定価:本体2,500円(税別)
A5判 192頁
ISBN978-4-89531-076-5
2014年2月発行
定価:本体2,500円(税別)