乳牛飼養と生乳生産

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    内容

    乳牛飼養と生乳生産について
    農作物有効利用と環境浄化とのかかわりを解説するとともに、
    現状の問題点を整理し、今後の対策を具体的に提案。

    日本の畜産は、土地に依存しない輸入飼料依存型の体質により、食糧自給率低下、環境汚染の進行や衛生問題を招いてきた。ゆえにこの体質を、その根本から少しずつ改善していくことが求められている。本書は、家畜、特に乳牛の飼育と管理および生乳生産について基本からわかりやすく解説。日本人の生活と乳牛・生乳の関係をはじめ、乳牛の基礎生理と主な病気、農産製造・加工残渣の活用や耕作不適地の野草や牧草の利用といった乳牛飼養・生乳生産のメリットなどを紹介するとともに、現在抱えている問題点を浮き彫りにし、その対策を提示。酪農家はもちろんのこと、農学部で学ぶ学生、乳牛にかかわるすべての畜産関係者必携の一冊!

    目次

    序章  乳牛飼養は身近な生活環境を浄化する

    第1章 私たちの生活と乳牛・牛乳の関わり
    第1節 歴史の中での乳牛と牛乳
    第2節 健全な環境の保持に寄与できる乳牛飼養と牛乳生産
    第3節 食育教育における乳牛と牛乳の役割
    第4節 牛乳と乳製品の栄養特性
    第5節 アニマルウェルフェアの心

    第2章 生物系廃棄物の飼料化と家畜ふん尿の処理・利用
    第1節 農産加工廃棄物のスカヴェンジャー(片付け屋)としての牛
    第2節 畜産環境の衛生管理とふん尿の処理・利用

    第3章 農耕不適地での飼料生産
    第1節 輸入飼料依存体質の改善と耕作不適環境の利用
    第2節 山間地を利用する公共育成牧場の存立

    第4章 乳牛の基礎生理と主な病気
    第1節 乳牛の繁殖管理と発育管理
    第2節 種雄牛のこと
    第3節 乳牛の主な病気
    第4節 牛海綿状脳症(BSE)
    第5節 家畜の口蹄疫

    第5章 乳牛の搾乳と温暖化環境
    第1節 乳牛の搾乳管理
    第2節 温暖化環境における乳牛の泌乳生理と高泌乳能力牛志向

    著:小林 茂樹
    A5判 192頁
    ISBN978-4-89531-021-5
    2011年9月発行
    定価:本体2,800円(税別)


    農作物有効利用と環境浄化に寄与する

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