内容

腰部や骨盤の病態を理解するために必要な基礎知識から評価・各種治療手技・セルフケアなど、腰部・骨盤の治療に関わる情報を網羅。安全かつ有効な手技療法による高度な臨床を目指す施術者のための、現場で役立つ一冊。


＜本書のポイント＞
・800枚以上のカラー写真とイラストで、施術の方法などが一目瞭然
・臨床で役立つ施術の手順やワンポイント・アドバイス、高度な治療テクニックのバリエーションなども紹介
・実際症例を基にした症例検討問題および解答・解説を掲載し、知識の定着に役立つ
・同義語が複数あるものや一般的な名称との関連などを監訳注で解説し、他文献との用語の不統一にも対応

目次

第１部　解剖学・病理学・評価
第１章　解剖学的構造と生理機能の概説
序論
腰椎と骨盤
腰椎の関節と骨盤の関節
腰椎と骨盤の運動
腰椎と骨盤の筋系
腰椎と骨盤の靭帯
事前注意事項
本章のまとめ

第２章　よく見られる筋骨格系の病態
序論
緊張過度の筋系
関節機能障害
捻挫と筋挫傷
仙腸関節の損傷
病的な椎間板の状態と坐骨神経痛
梨状筋症候群
変性関節疾患
脊柱側弯症
前方への骨盤傾斜と過前弯の腰椎
椎間関節症候群
脊椎すべり症
本章のまとめ

第３章　評価と治療方針
序論
健康歴
フィジカルアセスメント検査
治療方針
特定の疾患の評価と治療
本章のまとめ

第２部　施術テクニック
第４章　腰部と骨盤後側の深部組織の施術
（ディープティシュー・ワーク）のための身体の使い方
序論
メカニズム
テクニックの概要
テクニックの実践
深部組織の施術（ディープティシュー・ワーク）の基本手順
本章のまとめ
症例検討

第５章　腹部前側と骨盤のマッサージ
序論
テクニックの概要
テクニックの実践
腹部のマッサージの基本手順
本章のまとめ
症例検討

第６章　多面ストレッチ
序論
メカニズム
テクニックの概要
テクニックの実践
多面ストレッチの基本手順
本章のまとめ
症例検討

第７章　CR（収縮・弛緩）ストレッチ
序論
メカニズム
テクニックの概要
テクニックの実践
CRストレッチの基本手順
本章のまとめ
症例検討

第８章　AC（主動筋収縮）ストレッチ
序論
メカニズム
テクニックの概要
テクニックの実践
ACストレッチの基本手順
本章のまとめ
症例検討

第９章　CRAC（収縮・弛緩－主動筋収縮）ストレッチ
序論
メカニズム
テクニックの概要
テクニックの実践
CRACストレッチの基本手順
本章のまとめ
症例検討

第10章　関節モビライゼーション
序論
メカニズム
テクニックの概要
テクニックの実践
関節モビライゼーションの基本手順
本章のまとめ
症例検討

第３部　患者と施術者のセルフケア
第11章　患者のセルフケア
序論
水治療法
ストレッチ
姿勢についてのアドバイス
本章のまとめ
症例検討

第12章　施術者のセルフケア
序論
メカニズム：運動制御
テクニックの概要と実践
セルフケアのスタビライゼーション・エクササイズ
本章のまとめ
症例検討