内容
食の安全が問われる時代の水産・食品業界の必携書!業界関係者だけではなく、一般消費者も大いに活用できる内容
●魚介類によく見られる寄生虫と異物124例について解説
●魚肉、内臓、外観などの部位別、甲殻類や貝・イカ・タコ類などの種別で検索できる
●アニサキスなど人体に有害な寄生虫は特に詳しく説明
●風評被害の発生メカニズムや防止の具体策、寄生虫発見時の検体保管や輸送方法も掲載
目次
第1章 魚肉の異常・寄生虫1-1 ジェリーミート
ハゼ科魚類、スズキ、アカカマス、タチウオ、メカジキ、ホッケ、キハダ、ヒラマサ、メルルーサ、ヘイク、ヒラメ、オヒョウ、キンメダイ類、スケトウダラ、シイラ、トビウオ、マトウダイ、アトランティックサーモン、タイセイヨウサバ、シタビラメ類、ミズダコ など
1-2 変色
マアジ、イシガレイ、カツオ・マグロ、イワシ・サバ、タラ など
1-3 粒状異物
ブリ類、タイ科魚類、スズキ、サワラ、マゴチ、メダイ、ヒラメ、サバ、キハダ、マアジ、スズメダイ、サケ科魚類 など
1-4 細長い虫
ブリ類、カツオ、クエ、サバ、コショウダイ、マダイ など
第2章 内臓の異物・寄生虫
2-1 粒状異物
キジハタ、キアンコウ、マダイ、イシダイ、スズキ、トラフグ、カンパチ、ヒラメ、クロマグロ、テンジクダイ、カワハギ、ハタタテヌメリ、カマスサワラ、タラ、ブリ、カンパチ、ヒメ、アカムツ、ニジマス、アユ、ヤリタナゴ、フナ、キンギョ、コイ、ヤリタナゴ、ヨシノボリ、スルメイカ
2-2 細長い虫
スズキ、マダイ、イサキ、イトヨリ、ウナギ、コイ科魚類
第3章 外観の異常・寄生虫
3-1 骨格の異常
ブリ、マダイ、トラフグ、ヒラメ、スズキ、イシダイ、クロマグロ、マサバ、ホウボウ、タチウオ、ムツ、ボラ など
3-2体表の虫・寄生虫
クロマグロ、ヒラメ、ブリ類、トラフグ、カレイ類、タイ類、スズキ、シマアジ、ハタ類、タラ類、シロギス、マハゼ、サンマ、ボラ、サケ科魚類、コイ科魚類 など
第4章 甲殻類・貝類・頭足類の寄生虫
4-1 甲殻類の寄生虫
サルエビ、アカエビ、ヨシエビ、シロエビ、ピンクエビ、ブルークラブ、イセエビ、クルマエビ、アマエビ、イワガニ、シャコ、ケガニ など
4-2 貝類・頭足類の寄生虫
マガキ、アサリ、ハマグリ、アカガイ、ホタテガイ、アワビ類、イガイ類、スルメイカ など
第5章 人体に有害な寄生虫
5-1 アニサキス
ギス、ウツボ、ホラアナゴ、ウミヘビ、アナゴ、ハモ、イワシ、ニシン、サッパ、サケ科魚類、アカマンボウ、タラ類、イタチウオ、アンコウ、キンメダイ、マトウダイ、サンマ、クロソイ、メバル、ホウボウ、コチ、ハタ類、アマダイ、シイラ、ブリ類、アジ類、フエダイ類、タイ科魚類、メジナ、アイナメ、ホッケ、アカカマス、タチウオ、サバ、クロマグロ、キハダ、ビンナガ、カツオ、ハガツオ、サワラ、カレイ類、トラフグ、マフグ、アオザメ、スルメイカ など
5-2 大型寄生虫
アユ、シラウオ、コイ、フナ、モクズガニ、サワガニ、モツゴ、ライギョ、ドジョウ、ナマズ、ブラックバス、サクラマス、サケ、シラス、サバ、カツオ、ホタルイカ など
5-3 クドア食中毒
ヒラメ
第6章 水産食品にみられる異物
6-1 魚介類の組織
アジ、サケ、サンマ蒲焼き、ウナギ蒲焼き、ツボダイ西京漬、アカウオ粕漬け、〆サバ、アワビ水煮、カキフライ、明太子、冷凍エビ など
6-2 外来の生物・無生物、その他
イワシ、カツオ、ミズダコ、ワタリガニ、タラバガニ、モズク、イワシつくね、筋子、数の子、イカ・スティックフライ など
付録 原虫および大型寄生虫の検体保存・輸送方法
第7章 風評被害を発生させないためのリスクコミュニケーション
7-1 寄生虫のリスク分析と風評被害防止策
7-2 消費者の認知とリスクコミュニケーション
7-3 養殖魚の衛生・品質管理に対する消費者の反応・評価
付録 原虫および大型寄生虫の検体保存・輸送方法
著:横山 博ほか
B5判 160頁
ISBN978-4-89531-364-3
2019年1月発行
定価:本体4,800円(税別)
B5判 160頁
ISBN978-4-89531-364-3
2019年1月発行
定価:本体4,800円(税別)