魚病学

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    内容

    獣医師に必要な魚病学のエッセンスをコンパクトに集約!

    獣医大学の学生が卒業時までに身に付けるべき「魚病学」の知識を解説した教育テキスト。水生動物約80種の疾病を取り上げ、病態ならびに疫学、それらの診断、予防、治療のための基礎知識を貴重な写真とともに解説。また、水生動物の解剖学的・生理学的特性についても学習できる。獣医学生はもちろん、教育・研究機関や臨床現場で活躍する獣医師の参考書として最適な一冊。

    目次

    【 水産学概説 】

    第1章 水産学概説

    1-1 獣医学と魚病学(水生動物医学,水生動物疾病学)とのかかわり

    1-2 魚病学の教育目標

    1-3 魚病学の対象となる動物
    1.有用魚介類,養殖魚介類
    1)魚類とは何か
    2)魚類の分類
    3)生活様式,および用途による水生動物の分類

    1-4 人工種苗,天然種苗
    1.水産資源の採取と確保
    1)水産養殖
    2)人工種苗と天然種苗

    1-5 魚介類の飼育,養殖方法
    1.水生動物の飼育場所と飼育水
    1)海面養殖
    2)内水面養殖
    3)内水面養殖-海面養殖
    4)環境汚染問題
    2.水生動物の飼育様式

    1-6 水生環境と水質
    1.水生動物の生息環境
    2.水生動物の生息に影響する環境因子
    1)水温
    2)光
    3)溶存ガス
    4)酸性度
    5)無機塩類と硬度
    6)海水の影響
    7)有害物質
    8)生物因子

    1-7 飼料と栄養
    1.飼料と栄養
    2.魚類の栄養と物質代謝
    1)蛋白質
    2)炭水化物
    3)脂肪
    4)ビタミン
    5)無機塩類
    6)生物飼料

    ■演習問題


    【 魚病学の基礎 】

    第2章 魚類の解剖・生理学

    2-1 魚類の外部形態

    2-2 魚類の解剖・組織
    1.骨格
    2.筋肉
    3.皮膚
    1)クチクラ層
    2)表皮層
    3)真皮層
    4)うろこ
    5)色素胞
    6)皮下組織
    4.血液循環
    1)えら
    5.腎臓
    1)頭腎と体腎
    6.消化器
    1)歯
    2)胃
    3)腸管
    4)膵臓
    5)肝臓
    7.脳・神経・感覚器
    1)中枢神経系
    2)末梢神経系
    3)眼
    4)耳
    5)鼻
    6)側線器官
    7)味蕾
    8.内分泌
    9.生殖器
    1)卵巣
    2)精巣
    10.うきぶくろ
    11.浸透圧調整

    第3章 その他の水生動物の解剖・生理学

    3-1 水生無脊椎動物

    3-2 節足動物
    1.形態
    2.筋肉
    3.循環・呼吸器系
    4.消化・排泄系
    5.神経系・感覚器
    6.内分泌
    7.生殖器
    8.生体防御機構

    3-3 軟体動物
    1.形態
    2.筋肉
    3.呼吸・循環系
    4.消化器・排泄系
    5.神経系・感覚器
    6.生殖器
    7.生体防御機構

    第4章 水生動物の免疫学

    4-1 造血・リンパ器官
    1.腎臓
    2.胸腺
    3.脾臓
    4.その他のリンパ組織
    5.血球

    4-2 自然免疫と獲得免疫
    1.自然免疫
    1)粘液
    2)リゾチーム
    3)トランスフェリン
    4)C反応性蛋白質
    5)補体系
    6)食細胞 
    7)ナチュラルキラー様細胞
    2. パターン認識受容体
    1)Toll様受容体
    2)レクチン 
    3)Nod様受容体
    3.獲得免疫
    1)免疫グロブリン(抗体)とB細胞
    2)T細胞 
    3)体液性免疫
    4)細胞性免疫
    4.温度と免疫反応

    第5章 魚類疾病の診断・予防・治療

    5-1 魚類飼育上の衛生管理
    1.飼育水
    2.餌飼料
    3.飼育器材
    4.種苗
    5.検疫

    5-2 感染症の症候
    1.体表の変化
    2.行動の変化
    3.鰓弁の変化

    5-3 魚類の鎮静・麻酔法
    1.魚類を不動化させる方法
    2.魚類に用いる鎮静・麻酔薬
    3.魚類の鎮静・麻酔深度の判定
    4.魚類の安楽殺

    5-4 魚類の一般検査法
    1.採血
    2.体表の擦過標本
    3.えらの生検
    4.剖検
    5.その他

    5-5 外科的処置

    5-6 水産関連法規
    1.水産資源保護法と持続的養殖生産確保法
    2.薬事法と食品衛生法

    5-7 水産用医薬品
    1.要指示医薬品
    2. 獣医師の判断による動物用医薬品の水産動物への使用

    5-8 水産用ワクチンの種類と投与法

    第6章 魚介類毒素

    6-1 魚介類毒素
    1.フグ毒
    1)有毒魚種と毒化メカニズム
    2)毒素の作用機序
    3)症状
    2.シガテラ毒
    1)有毒魚種と毒化メカニズム
    2)毒素の作用機序
    3)症状
    3.マイトトキシン
    4.パリトキシン
    5.麻痺性貝毒
    1)有毒種と毒化メカニズム
    2)毒素の作用機序
    3)症状
    6.下痢性貝毒
    1)有毒種と毒化メカニズム
    2)毒素の作用機序
    3)症状
    7.その他の魚貝毒
    1)テトラミン
    2)記憶喪失性貝毒
    3)貝におけるフグ毒
    4)ヒスタミン食中毒(アレルギー様食中毒)

    ■演習問題


    【 疾病学各論 】

    第7章 ウイルス性疾病

    伝染性造血器壊死症
    ウイルス性出血性敗血症
    ヒラメラブドウイルス病
    コイ春ウイルス血症
    伝染性膵臓壊死症
    ウイルス性腹水症
    ウイルス性神経壊死症
    赤血球封入体症候群
    サケ科魚類のヘルペスウイルス感染症
    コイヘルペスウイルス病
    コイの上皮腫
    リンホシスチス症
    マダイイリドウイルス病
    クルマエビの急性ウイルス血症
    ウイルス性中腸腺壊死症

    第8章 細菌性疾病

    ビブリオ病
    せっそう病
    非定型エロモナス・サルモニサイダ感染症
    エロモナス・ハイドロフィラ感染症
    エドワジエラ症
    類結節症
    赤点病
    アユのシュードモナス病
    レッドマウス病
    細菌性鰓病
    カラムナリス病
    冷水病
    海水魚の滑走細菌症
    細菌性腎臓病
    ミコバクテリア症
    ノカルジア症
    乳酸球菌症
    連鎖球菌症

    第9章 真菌性疾病

    水カビ病
    内臓真菌症
    真菌性肉芽腫症
    イクチオホヌス症
    オクロコニス症
    胃鼓張症
    クルマエビのフサリウム症

    第10章 原生動物性疾病

    アミルウージニウム症
    イクチオボド症
    淡水魚の白点病
    海水魚の白点病
    キロドネラ症
    トリコジナ症
    エピスチリス症
    テトラヒメナ症
    マイアミエンシス症
    ヘテロスポリス症
    グルゲア症
    ミクロスポリジウム症

    第11章 粘液胞子虫性疾病

    旋回病
    筋肉クドア症
    粘液胞子虫性側湾症
    鰓ミクソボルス症
    粘液胞子虫性やせ病
    腎腫大症

    第12章 寄生虫病

    ギロダクチルス症
    ダクチロギルス症・シュードダクチロギルス症
    ベネデニア症
    ヘテラキシネ症
    ビバギナ症
    ヘテロボツリウム症
    パラデオンタシリックス症
    クリノストマム寄生
    フィロメトロイデス症
    フィロメトラ症
    鰾線虫症
    ロンギコラム症
    イカリムシ症
    カリグス症
    アルグルス症

    第13章 その他の疾病

    飼料性疾病
    ビタミン欠乏症
    アミノ酸欠乏症
    脂肪酸欠乏症
    無機塩類欠乏症
    変敗飼料の病害作用

    環境性疾病
    水温異常を原因とする病態
    ガス病
    アンモニア中毒および亜硝酸中毒
    有害金属・その他の元素による中毒
    農薬・駆虫剤中毒

    腫瘍
    自然発生性腫瘍
    飼料中の発癌性物質による腫瘍

    ■演習問題

    索引

    監修:児玉 洋
    編集委員:川本 恵子、森友 忠昭、和田 新平
    B5判 168頁 オールカラー
    ISBN978-4-89531-026-0
    2012年3月発行
    定価:本体3,800円(税別)


    獣医学教育モデル・コア・カリキュラム準拠

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