水産業者のための会計・経営技術

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    内容

    技術を身につければ、経営の問題は解決できる!
    水産業に特化した“経営技術の教科書”

    水産コンサルタントと大学教員を務める筆者が一見難しいと感じてしまう経営技術を水産学仕様に翻訳して分かりやすく解説した実践的指南書。


    [ 本書を読めばここが分かる! ]

    1. 財務三表の作り方
    2. 財務分析を使った自社&他社の経営分析
    3. 戦略を決定し、実行するための実践方法
    4. 経営再建(復興)のための手順など

    ※会計・経営用語、水産用語のポイント解説付き。

    目次

    第1章 持続可能な経営とは何か
    1. 水産における経営技術の必要性
    水産業には「経営技術」がよく効く
    経営の成否を握るのは「技術」
    経営技術とは何か?
    経営技術は経営者が有するべき技術
    今こそ必要な「経営技術」

    2. 経営に必要な機能
    経営構成する3つの機能
    3つの機能の中身(マネジメント、生産、販売)
    マネジメント機能(戦略、人事、ガバナンス、予算)
    生産機能(研究開発、人材)
    販売機能(マーケティング、広報)

    第2章 経営の血液検査

    1. 会社の状態を示す財務諸表
    まずは検査から行おう!
    財務分析という血液検査
    財務諸表とは何か?
    損益計算書で収益状況を見る
    貸借対照
    表はどれだけお金があるかを示す
    キャッシュフロー計算書は会社の継続可能性を示す

    2. 損益計算書(P/L)の読み方&作り方
    儲かっているってどういうこと?
    利益と費用の見方
    売上高は伸びるか伸びないか
    費用をじっと見る
    損益計算書の作り方

    3. 貸借対照表(B/S)の読み方&作り方
    貸借対照表の深い意味
    右と左が対照されている表
    誰のお金で事業をしているのか(右の意味)
    お金をどのように使っているのか(左と全体の読み方)
    貸借対照表の作り方

    4. キャッシュフロー計算書(C/F)の読み方&作り方
    利益が出ているだけでは会社は持続可能とは限らない
    キャッシュフロー計算書は「本当のお金の状況」を示す
    キャッシュフロー計算書とは?
    キャッシュフロー計算書の読み方
    キャッシュフローで分かる経営状態
    キャッシュフロー計算書の作り方

    第3章 自社の経営を見抜く

    1. 売上はどれだけ上げればいいのか(損益分岐点分析)
    企業の利益と損益分岐点分析
    すべての経営者は損益分岐点を把握せよ
    損益分岐点分析とは?
    損益分岐点の公式
    損益分岐点分析と固変分解の方法
    会社がどこにいるのかを把握する

    2. 生産性は高いのか低いのか
    「 生産性」は「儲ける力」
    生産性が低いのは放置できない
    付加価値額の計算方法
    生産性分析
    生産性の違いはなぜ発生するのか
    生産性を上げる経営

    第4章 経営者が経営を動かす方法

    1. 経営者の役割1~生産性の向上~
    経営者と生産性
    「経営者」とは
    生産性を食いつぶす
    「モラル・ハザード」
    モラル・ハザードの2 つの発生パターン
    経営者の生産性向上での役割
    経営者が得るもの

    2. 経営者の役割2~戦略の作り方と実践方法~
    経営者は会社の脳みそである
    戦略の作り方
    情報収集
    分析
    方向性の決定
    FS(フィージビリティ・スタディ)
    経営判断
    できた戦略の扱い

    3. 戦略の実行とアクションプラン
    戦略は実行されないと意味がない
    戦略が実行されない原因
    戦略の実行の3つの要素
    指示は必ず実行し、現場の声は必ず戦略に生かす

    第5章 経営を再建してよみがえらせる

    1. 経営再建のための具体策1~再建の基本~
    経営の再建
    再建の手順
    現状の把握
    再建のゴールと期限を決める
    再建に必要なものを確定する
    再建のチームを内と外にそれぞれ作る
    再建プランを確定し実行する
    注意点
    経営は再建できる

    2. 経営再建のための具体策2~再建計画の立て方~
    経営再建計画
    経営診断
    問題の発見
    問題の発見を妨げるもの
    再建の戦略づくり
    経営再建計画の内容
    ネガティブではなくポジティブに

    3. 経営再建のための具体策3~お金の借り方~
    銀行からの融資は不可欠
    借りたお金は返さないといけない
    なぜお金を貸してくれるのか ~金利と費用の関係~
    貸す側にとって何がリスクか
    きちんと借りるためにリスクを下げる
    練られた事業計画が必要
    実績の積み重ねが必要
    事業をするという覚悟
    実際にどうやって話をしていくか

    第6章 経営技術で会社は健全になる

    1. 儲かる経営は必ずできる
    儲からないのには必ず理由がある
    経営は技術に依存する
    自分だけで解決しようとしてはいけない
    確かな根拠と明確な方向性
    あってほしいと望まれること

    2. 強いリーダーシップが不可欠
    大切なのは強い体制
    意見を集め分析しないといけないし、迎合してもいけない
    強い意志が動きを生む
    儲かる経営は必ずできる

    著:有路 昌彦
    A5判 160頁
    ISBN978-4-89531-028-4
    2012年5月発行
    定価:本体2,800円(税別)


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